こんにちは。私は地元の島田市で「子育て世代」のための安くていい家づくりを
40年以上やっています、赤堀省伍(あかほり しょうご)と申します。
この地域で生まれ、家をつくりながら、そしていずれこの地に眠るのだと思っています。
言ってみれば、現場は私にとって、生活の場であり、生きていく場所でもあるのです。
地元の島田市で、家づくりを考えられているあなた様に、
どうしても知っておいて欲しいことがあって、今この手紙を書いています。
少しだけ、私の話をさせてください。
私の家は農家の家だったのですが、天井がなく、太く曲がりくねった梁がむき出しでした。
冬になると、家の中で暖くなるものといえば、大きめの火鉢がひとつだけ。
家族みんなでまわりに座って手をかざしていました。手が少し暖かいだけで本当に寒かったのを覚えています。
兄弟は弟、妹の3人でした。兄弟が成長するにつれて家が手狭になったからなのか、親が増築をしてくました。わずか13坪程の家でしたが、2間増えたというだけで、とても嬉しかった事が思い浮かびます。
両親も兄弟も、嬉しそうにしていました。思えば、そのときのみんなの笑顔で、「家ってなんて良いものなんだろう。家は人を幸せにするんだ」ということを、子どもながらに感じたのかも知れません。
大工が来ない時に、床板の釘をそっと打ってみましたが曲がってしまい、上手に打つ事ができなかった事を今でも鮮明に覚えています。
でも、私は農家の長男でしたので、家を継ぐのが当たり前だと思っていました。しかし、20歳のときから建築の仕事に携わることができて、4年経った頃に、木造住宅を造りたいという思いが強くなりました。25歳と言えば、周りはみんな一人前の職人でした。必死で勉強し、1級技能士、2級建築士の資格を取りました。
「もう、やめようか」と思ったときも、あのときの、飛び跳ねるように嬉しかった思いが、私の背中を押してくれました。
「いつか、子育て世代のご家族に喜んでもらえる家を自分の手で建てたい」。その一心でした。
25歳のとき、はじめて自分で二階建ての家を建ててみました。初めて作った階段がピタリと収まった時の感動は、今でも忘れる事はありません。
2年後に独立し、お施主様の家へ行くと、子供さんが早起きして待っていてくれて、嬉しかったものです。どうしたら安くていい家が出来るのかと、当時からいろいろと考えていました。
私は、こんな思い出や経験を生かして、お客様と二人三脚で、楽しみながら家造りをしていただき、建てた後も、家族が安心して楽しく暮らせることを心から願って家造りをしています。
そして、家族が笑顔で過ごせる心のこもった家造りのお手伝いが、もっともっと出来ればと考えています。
子育て世代にとって
「家族の幸せって何なのか?」
「家づくりって何なのか?」
「どんな家づくりをすれば家族が幸せになれるのか?」
そんなことを考え続け、私が考える家づくりは・・・・
「価格の高い家=家族が幸せになれる家」ではない、という結論でした。
だから私たちは、信念を持って、子育て世代のための「安くていい家」をつくっています。
私は、「家づくりは、家族が幸せになるためにある」といつも思っています。
「何を当たり前のことを、、、」と思われるかもしれませんが、
悲しいことに、家を持つことですべての人が幸せな人生を過ごしているというわけではないという
現実があります。
そういうお話を耳にすると、本当にとても悲しい気持ちになってしまいます。
なぜ、家づくりで不幸になってしまう人が多いのか?
「本当に必要な家」ではなく、「必要以上に豪華な家」を建ててしまう人が多いからです。
家は、人生を豊かにするためにあるものです。大切な家族が集まれる場所があって、
「なんとなく幸せだな」と感じられたら、それは最高の家だと思います。
それが家の役割だと私は思います。
でも中には、家をつくって、不幸になってしまう人もいます。
家のために人生を犠牲にしてしまうからです。
たとえば、カッコイイ外観で豪華なキッチンなどが装備された家であっても、
その家を建てることによって生活のゆとりが無くなり、旅行にも行けず、
子供と遊ぶ時間がなくなってしまったり、夫婦仲が悪くなってしまったとしたら・・・・。
それでは、何の意味もないと私は思います。
営業マンは、どうしても高い家をすすめます。
自分の売り上げに関わってくるので、彼らも必死です。
ただ、どうか家を持つことの意味だけは、いつも忘れないで欲しいと思います。
「家は家族が幸せに、楽しく暮らすためにある」ということです。
それさえ、忘れなければ、家づくりで不幸になることはありません。
もし、私が友人に家づくりを相談されたら、まず、この話をすると思います。
家を建てるときに、気をつけなければならないことがあります。
私も、「安くていい家」とくりかえしてしてきました。
が、、、
いかに私たちがお値打ちに家をつくろうが、他の誰かが何を言おうが、
気をつけていただきたいことがあります。
家というものは一生のうちで一番高いものだということです。
家は、家族を守るもの。そして、家族を幸せにするもの。
家づくりが元で、不幸な家族を作ってほしくない、私はそう思うのです。
ですから、これから家づくりをお考えの皆さんにどうしても知っておいて
いただきたい事があります。
まずは何より初めに、無理の無い予算を決めてください。
いくらローンが組めるかではなく、いくら払えるかが大切です。
先のことを考えずにお話の上手な営業マンの説明を鵜呑みにし、
せっかく手に入れた家を何年かしてから売らなければならないのでは、悲しすぎるのです・・・
無理のない予算を決めたら、その予算で建てれそうな会社を3社くらいは回ってください。
そして、その会社の家づくりに対する想いや考え方、そして担当者の事が気に入った会社で
建ててください。
なぜなら家は住みだしてからが一番長いお付き合いだからです。
それから、土地を買うときは不動産屋さんだけでなく、住宅会社に必ず相談すると安全です。
建築のプロにしか分からない土地選びの落とし穴は意外に多いからです。
そして、せっかくこのページを訪れてくれて、ここまでお読みくださったあなた様に、
私からひとつのプレゼントをさせてください。
このプレゼントをお送りさせていただいたからと言って、決して強引な営業をさせていただくことはございません。他社さんでお建てになられたとしても使える、家づくりに失敗しないための本です。
家づくりに失敗したくない、と思われる方は、ぜひこの本をお読み下さい。
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